2006年10月10日

SLAMER/NOWHERE LAND

NOW HERE LAND.jpg
[2006]
ずっと紹介したいのに、どう表現していいか、考えていた《Mike Slamer》の新プロジェクト作品。STEELHOUSE LANEや《SEVENTH KEY》も聴いていながら・・・うまく言葉が出てこない。まったく初めて聴く音だった・・・が、一番先に頭の中にイメージとして湧いたのは、真っ暗な闇、そして静寂。そして、これから一歩踏み入れるであろう新世界が遠くで光を放っている。その光がこちらの方に少しずつ近づいてくるのだが、それがどのようなものなのか解らない期待感と不安感が入り混じり、心臓がドキドキと音を立てる。光と共にサウンドの波が近づきながらも、時々、止まる。心理的にも爆発寸前に、背後から突然押し寄せてくるサウンドの波。その波は、やがて荒波さえたてて来る。プログレッシヴとアグレッシヴを行き交うようなサウンドに一瞬、戸惑いを隠せずにいる自分がいました。明と暗、陽と陰、激しさの中にSlamer特有のモダン・ロックの香りを感じさせながらも起伏に富んだオープニング曲「Nowhere Land」は、まさに度肝を抜かれました。インストを強く打ち出したナンバー「Not In Love」では、弾むようなリフと流麗なグルーヴ感との噛み合いが素晴らしく攻撃的なサウンド。Slamerが核となり、彼の辿ってきたサウンド・スタイルと、より良質なメロディアス・ハード・ロックのクリエイターとしての姿勢がこの素晴らしい作品を創り出し、また、名ヴォーカリスト《SEVENTH KEY》でも参加していた、《STRANGEWAYS》の《Terry Brock》が見事に演出しています。緻密なサウンドとコーラス・ワークを駆使した「Runaway」は《JOURNEY》を想いださせる哀愁を含んだ作品。また「Audio Illusion」や「Perfect Circle」、「Superstar」あたりは、昔ながらのSlamer作品の旋律を残しています。曲によっては8分以上の大作を含め楽曲構成に対する拘りが前面に出ていますが、今という時代に、ここまでオリジナリティを鮮明に焼付けた作品は暫くぶりです。実に純度の高い、ハイ・クオリティ作品。聴き込むほどに美旋律が溢れ出しているのがわかりますね。

01 Nowhere Land
02 Strength To Carry On
03 Not In Love
04 Come To Me
05 Higher Ground
06 Jaded
07 Beyond The Pale
08 Runaway
09 Audio Illusion
10 Perfect Circle
11 Superstar
12 Nowhere(Alternate Mix) [Bonus Track]
posted by LIZU at 16:25| Comment(0) | TrackBack(0) | メロディアス・ハード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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